テキストⅡ 『解剖生理学』 ビューティ☆トリビア①
◆血液サラサラ~◆
こんにちは 前田です。
身体の中を流れる主なものとして、神経物質、ホルモン、血液、リンパがあります。
これらの流れをスムーズにしておく事は、健康の為にも 美容の為にも、とても大切です。
その中でも今回は、血液をみていきたいと思います。
サラサラ血液ドロドロ血液などを調べ、モニターでチェック ★なんてのが、テレビで流行ったりしていましたよね。
でも、サラサラ血液ドロドロ血液は流行り廃りではなく、いつでも大切な事なのです。
血管を流れる血液の量は、体重のおよそ8%。
一人の血管を全て繋げると、長さは約90,000㎞になり、地球2周分となります。
長さの99%、約89,100㎞が毛細血管です。
酸素、栄養、ホルモンを適所に運び、二酸化炭素、老廃物の回収、侵入した細菌の除去、体温調節などをしています。
人間の体内には約60兆個の細胞があります。
細胞一つ一つが、私たちが息を吸って吐いて、栄養をとって老廃物を出すのと同じ働きをしています。
例えば、前田 美奈という人間一人が一つの国だとすると、細胞一つの命が私たち人間の命なのです。
何かの原因で血液の流れが滞り、細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなると、国民が病気になったり、死んでしまったりするのです。
病気や亡くなる国民が増えると国家の安泰も危うくなってきます。
国家である自分自身が、国民である細胞一つ一つを守っていきましょう。
血液や血管が問題の病気は、糖尿病、高脂血症、痛風、高血圧、脳卒中、動脈硬化、心臓病などがあります。
そうならない為にも、血液の事を知っておきましょう。
血液の55%は、血漿という液体成分。
その内の90%は水分で、タンパク質、糖質、脂質、酵素などが含まれています。
残りの45%は血球という細胞成分で、赤血球、白血球、血小板です。
赤血球は、ヘモグロビンという主成分が酸素と二酸化炭素を運んでいます。
白血球は、体内に侵入した異物や、癌などから体を守っています。
血小板は、血管のキズを保護したり、出血を止めたりしています。

左から赤血球、血小板、白血球です。
89,100㎞の長さもある毛細血管の太さは、わずか7ミクロンしかありません。
なのに、そこを流れる 赤血球の大きさは、8ミクロン、白血球の大きさは、10~25ミクロンもあるのです。
※(1ミクロン=1000分の1mm)
それでは、どうやって 赤血球や白血球は 通っているのでしょうか。
身体の機能とは、良く出来ていて 赤血球や白血球には、柔軟性が備わっていて、毛細血管に入る時は、身をよじって小さくなり、うまく流れて行きます。
でも、偏った食生活やストレスが血液に作用すると、この柔軟性がうまく働かなくなります。
例えば、赤血球は、動物性脂肪や糖分を摂り過ぎると、膜が厚く硬くなり、柔軟性が低下します。
また、本来ならマイナスに帯電して反発しあうようになっているのに、反発力も低下し、お互いに固まりやすくなり、ネバネバ血液になってしまいます。
白血球は、ストレスやタバコに弱く、本来は体内に侵入した異物や病原体に粘着して攻撃するのですが、ストレスや喫煙の刺激が加わると、活性化し、粘着作用が暴走してしまうのです。
その結果、白血球同士がくっ付いて、流れにくくなり、ベタベタ血液になります。
また、暴走して活性化した白血球は、活性酸素を出し、血液中のコレステロールなどを酸化させて、血管を傷つけ 動脈硬化の引き金となります。
血小板は、2~3ミクロンしかないので、毛細血管を楽々通れるのですが、お酒を飲み過ぎたり、糖分を摂り過ぎたりしていると、凝集を起こし固まりとなってしまい、ザラザラ血液になります。
それでは、次回はネバネバ・ベタベタ・ザラザラ血液を サラサラにする食事と生活を見ていきますね(^-^)

